2017年 06月 11日
転生したらカムシャフトだった件
※タイトルと本文は何の関連性もありません
知らない人ははじめまして。
知っている人はお久しぶりです。
横浜店のテムジンです。
先日、某氏が書いたブログを見ていただいた方はおわかりかとは思いますが……
4月に848EVOから1299PanigaleSに乗り換えました✌('ω')✌
(しかも納車の日が誕生日という奇跡)
ようやく慣らしが終わったので、これで気兼ねなく回…す前に
オイル&フィルター交換です。
もちろん終業後(半休)に作業していますのでご安心を(何
国産車の慣らしは通常1000kmですが、ドカは何故か2500kmです。
・初回:1000km/6000回転縛り
・第二段階:2500km/7000回転縛り
それぞれオイル&フィルター交換が必要で、今回はその第2段階となります。
前回はディーラーにお願いしていましたが、今回は自分で挑戦!
早速メンテスタンドを使って車体を立てます。
848EVOとリヤシャフトの径が違い、新しくアタッチメントを買うハメになりました……
しかも間違えた径を買ってダブルパンチを食らいました(自業自得)
で、でもこれで横浜店ならドカの片持ち車は(多分)全車種対応できるよ!(作業を受けるとは言っていない)
オイルフィルターは車両左側に付いているので、左側のカウルを外していきます。
848EVOと違ってちょっとツメがあるので、最後のネジを外してもカウルが落ちてきません(˘ω˘)
とりあえずサイド&アンダーを外します。
すると、下側にオイルフィルターのカバーが……
と、その前にドレンボルトを外してメインのオイルを抜いておきます。
(ドレンボルトはカウルが付いたままで外せます)
何故か変なのが周りに付いています( ・᷄ὢ・᷅ )
なんじゃこりゃぁ!?
→気にしないでそっとしておこう
パニガーレはカートリッジじゃなくてエレメント式です。
多分なんか色々ギチギチに詰まってるせいでカートリッジ式にできなかったんでしょうね(´・ω・`)
ってことでボルト2本を外したんですが……
カバーが外れません(キレ気味)
そう、ここが普通のカバーと違うところ。
フィルターカバーをよく見ると、通常ではありえないネジ山が切られています。
カバーをとめてるボルトはM6、カバーに切られているネジ山はM8……
なんとこれ、汎用のM8ネジを左右均等に締めていってカバーを外すというとってもめんどくさい画期的な構造なのです!
いいか?絶対にマイナスドライバーでこじるなよ!?
そこらへんにあった汎用のM8ボルトを用意し…
左右で違うじゃねえかってツッコミはナシでお願いします。
やったぜ(完全勝利したテムジンUC)
Oリングがダブルで付いています。
さて、これでようやくエレメントを……
奥すぎて外せません(キレ気味)
プライヤーで取ろうにも狭すぎてつまめず、マグネットで取ろうにも奥のパッキンが密着していて外れません。
考えた末、どうせ再使用しないなら……
貴様はもう用済みです♡
いつでも脳筋チンパンプレイ♪
新しいエレメントはこちらになります。
V125の3倍くらいの長さ……
価格も3倍くらいかと思いきや7倍くらいです(ブチギレ)
取り付けは簡単!
ただ押し込むだけです(・ω・)
んで、あとはカバーをはめるだけ!
Oリング注文するのを忘れてたので再使用……
(ホントは毎回交換するんだよ!約束だぞ☆)
だがしかし(マンガじゃないです)
取り付ける前にOリング部にオイルとかグリスをうすーく塗ってください!
(接触&密着時の摩擦によりOリングが切れてしまう恐れがある為)
塗りすぎると自分の手とはめた時に溢れたオイルでベッタベタになります。
さらに作業のやる気が無くなり、おうちに帰りたくなります。
(カバーも実は上下向きがありますが、ここは良く見ればわかります)
んでカバーのボルトを締め付けて完了。
当然ですが締めすぎ注意!
メインのオイルも丁度良い感じに抜けたので、新品のドレンワッシャーに交換して締め付けェ……
ここも締めすぎ注意!
各部を脱脂洗浄したらオイルを規定量入れていきます。
使用するオイルはRVF時代(学生時代)からお世話になってるNUTECのNC-50(10W-50)
当店では取り扱いが無いので自分で用意(˘ω˘)
まずはオイルレベルを見ながら注入~
良い感じになったらフィラーキャップを締めてエンジン始動!
カチッウイィ~シューッシュッシューッシュ…ヴーン…
アヒャーヒャヒャヒャヒャドコドコドコドコガラガラガラガラwwwwww
↑
ホントにこう聞こえます
隣にいたはぎちゃんにうるせえ!!と言われる始末……す、すいません……
はぎちゃん:「次エンジンかけたら◯すよ?」
先輩は厳しい( ・᷄ὢ・᷅ )
しばらくおいて油面とオイル漏れの確認!
うん、大丈夫大丈夫(何
フィルター側にオイルが持っていかれる為、油面が下がります。
ここから再び注入し、油面を合わせます。
(写真では下限あたりですが、メンテスタンドを降ろすと丁度良い感じの油面になります)
最後にカウルを元に戻して終わりです!
これでようやくエンジンを回せるぞ♪
以上、横浜店のテムジンでした!!
オチはないよ